小規模事業者持続化補助金「経営計画・補助事業計画」の書き方

補助金・助成金

令和4年度の小規模事業者持続化補助金に必要な申請資料の『「経営計画・補助事業計画」の書き方』についてご紹介いたします。
※対象者や対象経費に関しては、下記ページをご確認ください。
【小規模事業者持続化補助金<一般型>】について

「経営計画・補助事業計画」の書き方

持続化補助金(小規模事業者持続化補助金)を申請する際に、事業者の方がとくに苦労するのが、申請書の「様式2-1」の「経営計画」と「補助事業計画」の書き方です。
はじめて補助金を申請される方には、なかかなハードルが高く感じられるかもしれません。
経営計画・補助事業計画の書き方のポイントと、経営計画書と補助計画書の項目についてご説明します。

■書き方のポイント

①要点を押さえて書く!
各項目について、記載すべき要素があります。そのポイントや要点を押さえて、記入してください。
②箇条書きがオススメ!
もちろん普通の文章で書いてもかまいせん。しかし文章を書きなれない人にとっては、ポイントにあわせて箇条書きする方が書きやすいと思います。
③文章量の制限無し!
「補助事業で行う事業名(30文字以内)」以外は、文章量の制限がありません。
まずは箇条書きでたくさん書き出してみて、後から削除したり、統合したりすると書きやすいと思います。また必要に応じて、写真や表を加えることもできます。
④商工会議所・商工会への相談!
小規模事業者持続化補助金の申請窓口は、商工会議所・商工会です。一度自分なりに書いてみたら、お近くの商工会議所・商工会に相談してください。
商工会議所・商工会の会員でなくても、小規模事業者持続化補助金の申請・相談をすることができます。
商工会議所・商工会では、申請書の内容や形式の確認を行います。書き直しや資料の準備に時間がかかることがありますので、早めに相談するようにしましょう。

■「経営計画」の項目

1.企業概要

概要・沿革 設立年、基本理念、代表の経歴、後継者がいればその方の経歴について記載します。
基本情報 営業時間、人員体制、店舗立地などについて記載します。
商品構成
利益構成
売上、商品(サービス)について記載します。
商工会議所の様式記載例では、売上総額の大きい商品と利益総額の大きい商品を図表にしています。

2.顧客ニーズと市場の動向

顧客ニーズ 顧客(消費者・取引先)が求めている商品・サービスは何かを記載します。
市場の動向 競合他社の存在や顧客の増減など、これからの市場環境の見通しを記載します。一般的な市場調査のデータについては、地域経済分析システム(RESAS)https://resas.go.jp/ を利用すると便利です。

3.自社や自社の提供する商品・サービスの強み

自社の強み 商品・サービスが他社に比べて優れている点を記載します
顧客の評価 顧客に評価されている点を記載します。
お客様の声、お客様アンケートの結果、新聞や雑誌記事で取り上げられたことなどがあれば記載します。

4.経営方針・目標と今後のプラン

経営方針 上記の1~3を踏まえた、これからの経営方針を記載します。
顧客の評価 「〇年までに来店客数〇%増、客単価○○円」のような数字の目標を記載します。
お客様から取引先から「こういう会社だと思われたい」のような目標を記載します。

■「補助事業計画」の項目

1.補助事業で行う事業名
「○○○〇」の開発・販路開拓のような事業名を30 文字以内で記入します。

2.販路開拓等(生産性向上)の取組内容

事業概要 たとえば、ホームページを活用し、自社の「○○」のような強みやこだわり等を発信する、「○○○」のような顧客のニーズにあわせた商品を開発するなどを記載します。
これまでの取組との違い 今回の補助事業がこれまで自社の取組と違う部分を記載します。競合他社の同様の取組との違いについて記載します。
創意工夫した点・特徴 今取組にあたって、工夫した点について記載します。
事業の具体的な進め方 誰が、どのような方法で事業を進めていくについて記載します。

3.業務効率化(生産性向上)の取組内容【任意記入】
業務効率化によって、従業員の労働環境を改善するなどの取組があれば記入します。

4.補助事業の効果

売上等への効果 事業を実施することにより、顧客数・売上・利益率などがどのように増加するかの見込みを記入します。
取引先への波及効果 事業により、取引先にどのような効果(波及効果)をもたらすかを記載します。
地域社会への波及効果 事業により、地域にどのような効果(波及効果)をもたらすかを記載します。

 

補助金申請に対して、「申請が通りにくい」「申請が難しい」「書類作成が難しい」などのイメージで断念されている経営者の方も多いのではないでしょうか?
上記の補助金・助成金は、中小企業が比較的活用しやすいものばかりとなっております。
目的や用途、事業計画によって最適な補助金・助成金は違います。また、対象となる経費も経費の合計額も違ってきます。
株式会社ザボーダーでは、これまでにサービス業、飲食業、製造業、広告代理業、税理士業など様々な業種、業態の補助金申請をサポートさせて頂きました。
愛知県、岐阜県、三重県内で経営をされていて、補助金、助成金についてよく分からない、詳しく聞いてみたいという方は、いつでも株式会社ザボーダーまでご相談ください。

 

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